【セトリ/感想】椎名林檎ライブ「諸行無常」オーチャードホール
椎名林檎ライブ『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』 Bunkamuraオーチャードホールに参戦しました。
本ページでは、『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』 Bunkamuraオーチャードホール(3日目:2023年3月15日)の
をまとめています。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
セトリ
1. あの世の門
2. 我れは梔子(くちなし)
3. どん底まで
4. カリソメ乙女 ※DEATH JAZZ ver.
5. 走れわナンバー
6. JAL005便で
7. ワインレッドの心
8. 酒と下戸
9. 意識
10. 神様、仏様
11. TOKYO
12. 天国へようこそ
13. 鶏と蛇と豚[MV]
※衣装チェンジ
14. 幸先坂
15. 人生は夢だらけ
16. 私は猫の目[新曲]
17. 公然の秘密
※衣装チェンジ
18. 女の子は誰でも
19. Eternal Flame[cover.]
20. いろはにほへと
21. 命の息吹き
22. いとおをかし
23. 長く短い祭
24. 緑酒
25. NIPPON
Encore
※衣装チェンジ
26. 母国情緒
27. ありあまる富
ENDING BGM/エンドロール
ライブの感想
ライブはこれぞ椎名林檎、といった世界観と歌唱力、ステージ演出が感じられてとても良かったです!
セトリにもある通り「人生」「旅」「生命」「性」「遺伝」「宇宙」「日常」「逃避」「恋」「幸福」「日本」などがテーマの曲が多いですよね。
「諸行無常」とは、世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。 人生は、はかなく虚むなしいものであるということ。
そんな意味を含んだ選曲や演出によって壮大な「諸行無常」の世界観やストーリーが作られている印象でした。
衣装
さらに、椎名林檎のライブで楽しみの1つ、衣装チェンジもありました。
(ここからは筆者の記憶になります。不確かで誤っている可能性もございますのであらかじめご了承くださいませ。)
いよいよ1曲目の『あの世の門』が始まると、ステージは暗く中央に大きな十字架のようなデザインの照明が差し込んでいました。
その時は椎名林檎やメンバー達の姿は見えませんでしたが、曲が終わると徐々に照明が広がっていき、姿が見えてきました。
最初の衣装は、花嫁がかぶるようなチュール素材の若干透け感のあるベールをかぶった白い衣装でした。足元は厚底の白いニーハイブーツ。髪は白っぽい金髪のような明るいカラーのショートヘアでした。
途中、頭のベールをとって、上着のような白い衣装も少し変わって腕や手の動きが見えるようになりました。
ステージは進んでいき、鶏と蛇と豚[MV]が流れて終わると1回目の衣装チェンジをして再登場。
王様のようなデザインの衣装。上下赤いベロアのような重厚感のある生地で、膝が隠れるくらいのふんわりとしたデザインのパンツ?に見えました。
胸元に遠くからでもわかるようなキラキラしたラインストーンのような煌めきがとても美しかったです。
3回目の衣装チェンジは、シルク生地のようなてろっとつるっとしたパジャマ。
色は淡いスカイブルーで、お揃いの大きなピロー(まくら)もありました。
途中、そのまくらを片手で脇に抱えながら『女の子は誰でも』を歌っていて、めちゃくちゃ可愛かったです。
ステージは進んでいき、ラストのNIPPONで会場全体の熱気がMAXに。
アンコールがあり、再登場。少しカジュアルっぽい格好で、タイトスカートに足元は光沢感のあるライトグリーンの厚底パンプス。
再登場するやいなや、「ここまで足を運んでくれてありがとう」「おめかししてくださって嬉しいです」などとOTKたちへ感謝を伝えてくださいました・・・。
『母国情緒』を微笑みながら歌い上げ、会場も盛り上がりました。
その後の『ありあまる富』はスクリーンにMVが流れ、歌詞が世界情勢にもリンクするような意味を感じるので、目頭が熱くなる感じがありました。ジーンとしていると、隣の隣の男性も涙を拭っていて感動している方もおられました。
良かった曲
ライブを振り返ってみると、新曲『私は猫の目』の悩殺的な可愛さにやられた方も多かったのではないかと個人的には思います。
あなたのために可愛く居続けます、みたいな健気な歌詞で、テンポも早くて可愛い曲だなと思いました。
ステージ演出はスクリーンに目をブラックのアイラインで囲ってセクシーなショートパンツに猫耳姿のダンサーの映像が大きく映し出されて猫のように動いたり踊ったり。
まさに目が離せない・耳も聴き逃せない曲でした。
そして、なんといっても、『Eternal Flame』がとても良かったです。
「エターナル フラーム」=「永遠の愛」。心地の良いリズムで聴きやすく、女性が想いを寄せる相手へ与える「永遠の無償の愛」をテーマにした曲でした。
セトリの流れ的にも『女の子は誰でも』の次に歌うので、しっとりとした雰囲気の中に愛する想いの強さや芯の強い女性像みたいな意味も感じられて、とても良かったです。
バングルス(英語: The Bangles)は、アメリカの女性バンド。1980年代に数々のヒットを放ったそうです。原曲を貼っておきます。
とてもいい曲なので、ぜひお聴き頂ければと思います。
ライブグッズはどこで買える?
椎名林檎ライブ2023『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』のライブグッズはオンライン公式サイトから購入可能です。
SR猫柳本線 猫キヲスク こちらのサイトから誰でも購入できますので、ぜひ気になった方はチェックしてみてくださいね。
人気グッズ
・フラッグ&ホロスペックメガネセット ¥500(税込)
・タオル ¥2,200(税込)
・ライブTシャツ ¥5,500(税込)
他にも可愛いグッズがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後に、Bunkamuraオーチャードホール2階の廊下に設置されていた撮影用パネル。
1階のメイン看板と同じく、ファンが撮影の列にズラーっと並んでいました。
18時会場/19時開演で、18時10分に会場に入りましたが、ざっと見ても200人以上がすでにメイン看板と撮影用パネルに並んでいました。
撮影は自撮りではなく、1組ずつスタッフに携帯を預けて順番に流れ作業で10数枚撮っていくので動きは速かったです。
(ポーズをあらかじめ決めておいた方がいいです。あとなぜか何枚かは下からのアングルで撮影されてしまいました。スピード感があるので撮り方の指定はこだわれなさそうでした。)
そして東京都はマスク緩和されたとはいえ、ライブ会場は混むのでマスク必須でした。『椎名林檎と彼奴等と知る諸行無常』 は、渋谷Bunkamuraオーチャードホールでは最後(リニューアル工事のため)となりました。
なんと言っても椎名林檎のナマ歌声。そしてバンドメンバーの素晴らしい演奏。
耳で聴いて目で見て感動して、思い出に残る楽しいライブとなりました。